手しごと日記:ピンク色に染める

※こちらのサーモンピンクのストールは、minneスタッフが心をつかまれた作品を紹介するminne'sセレクトで掲載していただきました。シュクコキルトのオンラインショップと価格や特典が異なりますので、ご注意ください。

何度かこのブログに書いていますが、透明感のあるピンク色に染めるには、段階的に染めていく方法が美しい色に染まると個人的に感じています。インド茜を煮出した染液をひとつの鍋にあわせてから、最初に濃い茜色を染め、その残液を使って、さまざまな濃さのピンク色を染めていきます。この方法で染めていくと、前の生地が染め終わらないと次に進めないので少し効率が悪いのですが、美しい色に染めたい欲が強いので、いつも時間をかけてじっくりとピンク色に挑んでいます。

インド茜の染色時の温度管理

ほんの少しの色の差なのですが、少しずつ色が異なるので、ストールの色名を付ける時はいつも悩みます。響きが良い色名にするか、イメージしやすい色名にするか、はたまた「草木染日本色名辞典」と照らし合わせて和名にするか。みなさんはどんな風に色名を付けているのでしょうか。

草木染日本色名辞典

ピンクでもいろんな色があって美しいですよね。

草木染日本色名辞典

インド茜のピンクのファンの方は以外と多いのです。ピンクといっても落ち着いたピンク色ですので、ピンクはちょっとという方でも、取り入れやすいと思います。夏は、白いシャツと麻のパンツに淡いピンク色のストールを首にかけて、革のサンダルと自然素材のかごバックを持って出かけたい!あ、少しくすんだスモーキーピンクもとってもおすすめです。これもとてもいい色ですよ。

草木染めストール|国産リネンガーゼのストール《スモーキーピンク》

今後染め直しも受け付ける予定です。(→随分前にも書いたのですが、まだ注文ページは作ってません!ごめんなさーい)。最初は淡い色から楽しんで、次のシーズンは少し濃い色、最後は黒色で締めくくるという色の楽しみ方もできますので、ぜひ長くお使いいただけらと思います。